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こちらに書くのは大変お久しぶりです。イチです。 4年ぶりですが、生きております。 4年ぶりだって!ヒく!!!マジヒく!!!! 4年て!!生まれたばっかの子供も結構流暢に話しだす年月! ひぇ〜〜〜〜っ!(昭和世代の驚き方)
そんなどうでもいい話はさておき。
10月23日に六本木ヒルズで行われた「ベイマックス」のワールドプレミア上映に言って参りましたので、 感想をしっとりねっとりしたためたいと思います。 もうね、口を開けばネタバレしか出てこなそうな勢いなので、Twitterなどには恐ろしくて書けぬ! そうだ!私には日記があるじゃない!Twitterがダメなら日記があるじゃない!ってイチー・アントワネットの名言チックに 日記に意気揚々とタンタカターンッ!と小気味よくキーボードをつっ叩いてアクセスしたわけなんですけど、 まぁ4年ともなると日記さんも私の事なんて忘却の彼方にお忘れになっていらっしゃって、 「nicky パスワード 再設定」でシオシオとググる事からスタートしました。 無事にアクセス出来て良かった〜〜!地球に生まれて良かった〜〜〜!!!!
というわけで(前フリ長)、以下ベイマックスの感想です。 ネタバレ全開というか、ネタバレしか書いてませんのでお気をつけください。 本公開は2014年12月20日ですので、未見の方はそれ以降にアクセスしてくださると嬉しいです!
それと、私は「ロボットアニメ」「特撮」「マーベル作品」「アメコミ」は 全くもって疎いので、その辺堪能な方が「はぁ!?ここはちげーんだよボケ!」ってなったらごめんなさいね!
ベイマックス感想(ネタバレ注意!)
いや〜〜〜 おっもしろかった!!!!!
まず第一声にこれ。まず一番はじめに面白かった!って出ちゃった。なんならエンドロールの時点で口が「お」の形に開いてた。 前作、アナと雪の女王の世界的ヒットについては、もう言わずもがなって感じですが、 ラプンツェル・シュガーラッシュも個人的にかなり大満足で鑑賞したので、正直、そろそろアッレ〜!?的な作品が来たら どうしよう…という大変失礼な心配をしていた部分もあったんですが、 いやいや、そんな心配もどこ吹く風!大変面白かったです!
この文章を読んで頂いているのは、すでにベイマックス鑑賞済みの方…と思いますので、大体のストーリー説明は 飛ばして、私の思った雑感をどんどん述べます。
■キャラクターの魅力 まず思ったのは、それぞれのキャラクターが本当に魅力的でイイ!ってことでした。 ベイマックスもヒロもタダシも他の仲間もみんな非常にイイ! 主役のヒロは14歳の超天才少年で性格も小生意気。 登場シーン、ロボットバトルでヤマをしおらしい演技で騙す→その後の反撃!の時点で 掴みが完璧すぎて「ヒッ、ヒロきゅ〜〜〜〜ん!!!!!!!!」ってなりました。 興奮の鼻息で飛べる。私の少ない容量の脳みそがショートを起こすので、こういう可愛い事をやるのは勘弁するのです。
そしてその後、スクーターで颯爽と現れるタダシ…。かっこいいいいいいいいああああああ!!! あのシーン、ほんと良くて大興奮しました。 タダシマジかっこいい。なんか着てる洋服がピッチピチでつんつるてんなのが微妙に気になるような気もするけど、 そんな些細な事を吹き飛ばすくらいかっこいいお兄ちゃんでした。 ただ、割とすぐに亡くなってしまう…。CMや予告なんかでタダシの死後にストーリーが展開するのは知っていたので、 タダシが良いキャラであればあるほど辛かったです。「あぁ…でもこの後タダシは死んじゃうんだよな…」って思って…。
そして、そんなタダシがヒロのために作ったケアロボット、ベイマックス。
とにかく可 愛 い !
喋るだけでも、歩くだけでも、とにかく一挙手一投足が本当に可愛い! ふわふわプニプニの白くて大きい可愛いヤツ…。反則級の可愛さ。 そして、ヒロの事を第一に考えて、何よりもまずはヒロを気にかけるというベイマックスのプログラム… うぅ…タダシ何で死んでしもたんや…タダシ…。 あと、バッテリー切れ間近=酩酊状態になるっていうのはなかなか面白かった。 け〜ぶ〜か〜い〜赤ちゃん!
タダシの研究室の仲間もみんな良かった! 私は特に4人の中ではゴーゴーちゃんが可愛くて好きですね。もっとツンケンしてるような子かと思ったら、 ヤンっぽい見た目なだけで心やさしい良い子なのもキュンときた…。 パワースーツを着て車輪で転んでしまったときに、すかさず駆け寄るヒロをバッ!と手で制するシーンが特にかっこよかった! あと車の運転!ゴーゴーちゃん〜!!!がっごいいよおおお!!!ってなった。好き。
ヨーカイ…でいいのかな、今回のヴィランズのカブキマスクマン。という名のキャラハン教授。 これも一言も発しないところが妖しさと恐ろしさがあって良かったです! 黒づくめの服装でマイクロボットを操る姿が色気があってかっこいい!!! ただ、正体がバレる時は割とあっさりでしたね。ヨーカイの正体よりも、その後のやり取りが大事だったって事なのかな。
■架空都市サンフランソーキョー 今回の物語の舞台は、サンフランシスコと東京をミックスした架空都市「サンフランソーキョー」という事は 随分前から話題になっていて、初期のイメージ画なんかを見てた時は 「外人のイメージするなんちゃって日本ぽいな…」とちょっと不安に思っていたんですが、 (短編ミッキーマウス!の「ミッキーのトーキョーでゴー」はかなり外人イメージが強かったし) 実際の映画を見たら、すっごく「っぽい」が感じられてめちゃくちゃびっくりした〜! 「ここ銀座っぽい!」「ここ秋葉原っぽい!」「浅草っぽい!」という「っぽい」があちこちにある! 街並みや看板も「あぁ〜!」っていう納得感がちゃんとある。 何で日本でワールドプレミア?って思ってたけど、これ見たら「そうか〜日本だね〜」って素直に思えた。 アメリカ映画で「日本らしさ」を出そうとすると、 ギリギリ中国一歩手前くらいの赤い建物&正月か?って感じのお琴BGMが大体デフォルトだったと思うんだけど、 そういうわざとらしい感じはさほどなく、自然に「日本ぽいな」って思えたのは感動した。
私はサンフランシスコの街並みを知らないから、映画を見てるときにはずっと「東京っぽい〜!」と思ってたんだけど 試しに「サンフランシスコ」で画像検索かけてみたら、こっちも超「っぽい」! あの大きい橋とか、緩やかな坂とか、路面電車とかは全部サンフランシスコなんだ〜!凄い! 東京もサンフランシスコも知っている方にはたまんないだろうなぁ〜これ! ミックス具合がすごい絶妙で良かったです。
あと、新作の3Dディズニー映画が公開される度に言ってて申し訳ないんですが、 ほんと、映像が綺麗…。映像が綺麗しか言わないクソbot並みの感想しか出ない…でもめっちゃ映像綺麗…。 技術は日々進歩していくんだなぁ…。夕焼けの街並みがほんと綺麗でため息でた。
■テンポの良さ アナと雪の女王では、魅力的な楽曲でグイグイ物語に引き込まれましたが、ベイマックスでは非常に気持ちいいテンポの良さが それに代わるな!って思いました。 とにかくテンポよく話がドンドン進んでゆく!そして、そのテンポの良さがめちゃくちゃ気持ちいい!! パズルのピースが一発でハマった時のような気持ち良さというか「そうそう!ここでコレだよぉぉ〜!!」っていう 気持ち良さがバンバン畳みかけるように来るので、めちゃ良かったです!伏線もバスバス回収するよ! 特にゴーゴーが運転するカーチェイスのシーンと、ベイマックスとヒロがサンフランソーキョーの空を飛ぶシーンは!!!もう!!! 興奮!!!超大興奮!!!! 常に外人4コマの興奮してるコマみたいなテンションになってた! もう、このシーンを体感したいがために、ベイマックスの4DXをめっちゃ熱望している! マイクロボットがモコモコ動くシーンも気持ち良かったな〜〜。 ヴィランズが操るのが無機質なマイクロボットだから、ヒロ達がどんなに攻撃を加えても血が流れたりしないというのは なんかとてもディズニー的だなって思いました。爽快だけど誰も傷つけない。
何より、映画の一番最後のシーン、ヒロ達が画面に向かって飛んできてスローモーションになって6人でポーズ! からの…「ベイマックス」!のタイトルロゴどーん!!!!はもうね……
完ッッッッッ璧。
完璧の「ペ」の部分でめっちゃ唇から破裂音出す。これ以上なく力強く発音する。 一番最後にタイトルロゴ出る作品て、ディズニーアニメでは珍しいですよね。ターザンとかはそうなんだっけか…? もうこれを見た瞬間に「続編を早く出そう!!!!」って思った。出そう。TVシリーズでもいいよ。(上から)
ヒーロー物の王道ストーリーなんだけど、テンポの良さと映像の素晴らしさで単調になるわけでもなく、 ダレも飽きもなく、猛スピードで話が進んでいくのが本当に気持ち良かったです。 とても良かった!(ダレと飽きしか出てこない単調になる感想しか書けないとこういう雑なまとめになります)
■物語のラストにかけて まぁ、上にも書いたように色々と「王道ストーリー」なので、最後の方でベイマックスに何かあるんだろうな… と覚悟はしていましたが、やっぱりでしたね。そりゃね、あるよね。無きゃ終わらないしね、うん。
私はこのシーン、非常に西洋的な考えのラストだな〜ってぼんやり思いました。 日本に生まれてバッチリ仏教の家に生まれ育ったので(浄土真宗本願寺派だよ☆) 間違った知識だとしたら大変申し訳ないんですが、 西洋圏のほとんどの方って「物(人形とかでも)に気持ちや命が宿る」という考えがあまりなく、 日本で行われてる人形供養なんかも「人形には感情が無いからこの儀式がよく理解出来ない」ってなると聞いたことがあります。 (ちゃんと映画を見た事ないから勘違いしてたんだけど、有名な「チャイルド・プレイ」のチャッキーも 「人形自身に感情や命が宿った」んではなく、「殺人鬼の魂(悪霊)が取りついた」から動くと知ってビックリした)
日本人からしてみたら、長く使ってる物には愛着がわくし、名前を付けちゃったりもするし、まして人形やぬいぐるみなんて! という考えが大半だと思うので、私は勿論、ストーリーが進むにつれてタダシがヒロのために作った 【あの】ベイマックスに愛着がありました。 腕にセロテープを貼って空気漏れを防いでいて、お腹ぽよぽよツンツンして遊んだ、【あの】ベイマックスが好きになりました。
ので、最後ヒロが無事に戻ってきた後、次元空間に入るための装置を再度作りなおして、そこにいる【あの】ベイマックスを 迎えに行ってくれるのかなぁと思っていたのですが、ベイマックスのメインディスクが手元にあるので、 身体はもう一回作り直す!おかえりベイマックス!めでたしめでたし! ってラストだったので、割と「ええええ!?(そうなの!?)」って思った次第であります。 そ、そうなのか…。そうか…。じゃああの子はずっと漂ってるの…? これ、キリスト教の宗教観なんかもちょっとあるのかなぁ…肉体は魂の入れ物にすぎなくて、魂が大事っていう。 (これもキリスト教の復活について信仰が諸説あるっぽいけど)
なので、なんとなくうむぅ〜とする部分は多少あるというか、私はそんな感じでした。 今までヒロの命令や意思を最優先して、受動的だったベイマックスが「2人だけなら助けられる」「ケアに満足したと言って欲しい」と プログラムだけではない「自分の意思」を出してきたから余計に。 その意思の部分は「プログラム(魂)」にインプットされてるよって事だとは思うんだけど〜!ど〜!!
あれはあれで間違いではないとは思うんだけどね!ね! 出来たら、私が好きになってたあのベイマックスにも何か救いがあれば嬉しかったな。 でもタダシは自分が作ったベイマックスがヒロを命の危機から救う事が出来たなら喜ぶかな。きっと喜ぶな。 ベイマックス自身も、あれが一番したかった事だろうと思うしな。うん。
ならよし! グダグダ言うの終了!
あと、キャラハン教授の娘が亜空間に吸い込まれてから復讐するまでの時系列が良くわかんなかった…。 あの事故は一体いつごろの話なんだろうか…?
■エンドロールの後
一言。
卑怯。
バカ野郎。あんな卑怯な手を使うやつがあるか。 笑うしかないやろが。
スタン・リー(CVスタン・リー)
何事。
私、マーベル作品はほぼ未見で、スタン・リー御大のカメオ出演の件も「そういうお約束がある」という 知識としてしか知らなかったので、初めてここ見れてめっちゃ嬉しかった!!!! また、わざわざ平日のワールドプレミアに来る層なんて、『分かってる』方々しかいませんからね!w フレッドの屋敷で肖像画が映った段階で「ブフwww」って声があちこちから聞こえてましたが、 エンドロール後はもう爆笑の後の大拍手。映画がまだ終わってないのにあんなに拍手喝さいなの初めて体験した…!
マーベル作品を未見の私でこんなに盛り上がっちゃうんだから、マーベル映画を普段楽しく見ている方なんて どんだけ興奮するのか…!と考えるだけでなんか嬉しくなる! 「原作マーベルコミックなのに、こんなに改変しちゃってどうなの?ディズニー映画って…」っていう マーベルファンの方の心配は何回か耳にした事があるので、これはほんと、ディズニーからの粋なサプライズだなぁと思いました。
このシーンはほんと、何のネタバレもなしで見ることが出来て本当に良かった…! アメリカ人絶対このシーン好き過ぎてTumblrとかでgifアニメとか流すヤツだもん!間違いないもん! 少なくとも肖像画のシーンの静止画とかは絶対たんぶらこたんぶらこと流れてくるもん!怖!
上映後、ふと気になってTwitterで「スタン・リー ベイマックス」で検索掛けたら、 めっちゃ無邪気に「最後のスタン・リーが◎」とか言ってる人もいてoh…ってなったもんね…。言うたらあかんやつ…。
■総評 私は大好き! 日にちが経つにつれてもう一回見たい!ってなる映画!
アナと雪の女王が超ウルトラスーパーミラクル大ヒットしてしまったので、 その後という事で色々と大変かもしれないけど、アナ雪とはまた全く別ベクトルで好きな作品だから スマッシュヒットしてほしいな〜!
■おまけ:マガジンのベイマックス
これは…一体…????
以上、ネタバレ感想終わり!
気が向いたら、また追記したり消してみたりするかもしないかも。 |